普通列車立川行き

頑張って一眼に慣れます

10/28 中央本線・C1定期ラスト乗車

C1編成、つまり中央線の115系の定期運用が最後になるということで。

先日の山梨日日新聞の記事において長野支社が「引退が決まったわけではない」との見解を示したようですが、今後はどうなるのでしょうか。

もっとも運用上211系が2本ぐらいぶっ壊れたりすればこいつが運用に入れなくもないんで、まだわからないといったところかもしれませんけれど。

ぶっちゃけ今更ラストランになってまで撮る程度の被写体でもないので、大月まで乗ってとんぼ返りしました。

学校帰りに中央線で立川へ直行。時はもうすぐ17時50分になろうとしているとき

たくさんの鉄道ファンが見守る中、豊田から回447Mで立川に送り込まれたC1編成がやってきました。

 

うるさいブロワーの音と共にCPがけたたましい音を立て、方向幕を回転させながら国鉄型の鋼製車特有の開閉音と共にドアが開きます。

山へ向かう列車としては日常茶飯事だったこんな光景も今日が最後なのでしょうか?

 

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車内の中吊り広告はとっくのとに撤去済み。

日常が非日常へと移り変わっていくのを感じます。

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17時58分。

先行の電車の遅れと客がドアに荷物を挟んで再開閉したため2分遅れて発車。

豊田駅では1番線であずさ号の退避、この電車の遅れに伴ってあずさ号も更に遅れたことから遅れが4分に増大。

快速線区間の余裕のない運転と必死のブレーキングとは裏腹にダイヤに余裕のある山線区間、加減速や高速性能に優れた211系ではあまり違いがないような気もします。

 

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ちょっと薄暗い車内、駅に止まるたびに響くけたたましいCPの音、

エアーの音が目立つドアの開閉、Hゴム支持のドア、その他もろもろ…見慣れた車内や聞きなれたサウンドもこうして山線で乗る機会としては最後なんでしょうかなあ

 

大月までの1時間の乗車はあっという間に過ぎ、お別れの時。

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※顔にモザイクをかけています。

もう二度とやってこないかもしれない?

夜の大月駅をいつものゆっくりとした加速で、先頭車両のフラットを響かせ松本へ向けて発車していきましたとさ。

 

中央線の115系を追っかけてかれこれ2年半。

2013年の春、第一志望だった八王子市内の自分の学校の合格発表の日に親に後から来いとかほざいて自分だけ早起きして中央線を撮りに行き、立川行きの528Mを撮ったのがこれまで追っかけてきたきっかけでした。

半世紀続いた中央線の115系の歴史に比べれば非常に短い期間でしたが、その一枚一枚に思い出を残すことができたかなあと思っています。もちろんすべてが良い意味じゃないけどな?

振り返れば晴れの日も雨の日も雪の日も追っかけた115系。最後まで日常を走る姿を追っかけられることができてよかったなーと思ってます。

これからの主役となる??211系も思い出に残るような車両だったらいいかもしれませんね。

 

今までおつかれさん。